Boyhood

/ 2014/08/20 /




『6才のボクが、大人になるまで。』
原題はBoyhood。
11月公開予定のリチャード・リンクレイターが監督・脚本した映画。
リチャード・リンクレイターは、
『Before Sunrise』『Before Sunset』『Before Midnight』の三部作を撮った監督。
余談だが、主演女優のジュリー・デルピーに関しては
『2 days in Paris』の眼鏡っぷりが一番可愛いと思う。

『6才のボクが、大人になるまで。』は、
2002年の夏から2013年の10月まで12年間を通して断続的に行われた
1人の少年が18歳になるまでのドラマを記録した映画。
ドキュメントではない。あくまでも成長ドラマらしい。

トリュフォーの『大人は判ってくれない』(1959年)でお馴染みの
『アントワーヌ・ドワネルの冒険』シリーズ的な映画史に残るであろう名作らしい。
1959年の『大人は判ってくれない』から始まり、
『二十歳の恋』『夜霧の恋人たち』『家庭』で、1979年の『逃げ去る恋』。
全てアントワーヌ・ドワネルはジャン=ピエール・レオが演じてる。
アントワーヌの成長は、ジャン=ピエール・レオの成長だ。
断片的な成長ドラマだが、トリュフォー節の傑作。

ドキュメントで言えば、1964年から英国グラナダ・テレビが撮っている
所謂『UPシリーズ』だ。
7年ごとに14人のこども達を撮影、記録している。
7歳だった『seven up!』から始まり、現時点の最新作は2012年の『56up!』。
56歳… ドキュメントなので、基本実話だが映画並みのドラマがある。

でも、ボクの中で成長ドラマとして絶対的なポジションにあるのは、
『大人は判ってくれない』や『seven up!』、『北の国から』ではなく、
NHK教育テレビで1992年から1995年まで放送された海外ドラマ『素晴らしき日々』だ。
最高傑作。
リアルタイムで観ていた。木曜日の夕方がどれほど待ち遠しかったか。
詳しくはwikipediaで…








とは言え、リチャード・リンクレイターのBefore三部作は非常に良い作品なので、
期待大の映画が『6才のボクが、大人になるまで。』
兎に角はやく観たいのだ。







これは、観たい映画を忘れないようにするために
一端文章に書き起こしたボクのメモである。

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