浜松のWoody.Kという園芸店に。
会社の同僚が「280円均一のチランジアが兎に角でかい」と教えてくれた園芸店。
結構なカオスぶりの店舗外販売スペース。
ビーサンで立ち入るに勇気を必要とする店構え。
ある意味、ドレスコード。自己責任の世界。
植えられた樹木からはアダムスファミリーばりにウスネオイデスが垂れ下がっている。
その量たるや半端ない。
自生地さながらの盛り具合。しかし森ではない。
店舗外販売スペースの一角の木陰にある朽ちかけた木棚にゴロゴロと無造作に転がるチランジア。
品種としては、異常に大きいTillandsia ionantha、ズッシリと重たいTillandsia magnusiana、
子株がプリプリと顔を出し始めているTillandsia 'Cotton Candy'の3種。
あとは、木から垂れ下がる大量のTillandsia usneoides。
ウスネは全て細いタイプ。
他は売れてしまったのだろうか。
ただ、ほとんどのTillandsiaがワイルドにガッツリ成長してる。
よく、園芸店で売れ残ってミイラ化したのを見掛けるが、
このお店のチランジアは「綺麗」とは言えないけれど、間違いなく「元気」である。
付けられた値札のへたり具合から推測するに、売れ残って、この場で成長を遂げているのではないか。
兎に角、ズッシリと重たく大きな株が揃っていた。
正しい管理がされているのだろう。チランジア育成の見本のようなスペースだと思う。
以前、別の園芸店でお店の方と話をしている際に、アレンジメントフラワーの花材を発注すると、
卸からオマケ価格でチランジアの箱詰めを買わされる、と話してくれたことを思い出す。
アレンジメントでスパニッシュ・モス(ウスネの事ね)を使おうと発注すると、
特にその傾向があるらしく、
そのお店では、管理方法も価値もいまいち解らないため、叩き売りをするらしい。
そのお店では、管理方法も価値もいまいち解らないため、叩き売りをするらしい。
私もその際に、ストラミネアとカクティコラのかなり立派な株を数百円で購入。
それてしまったが、このお店にチランジア類が入荷した経緯は不明だが
チラのこと良く理解されているのだろうと思う。
チラのこと良く理解されているのだろうと思う。
所謂、初心者が手本にしたくなる環境に作られている、と素人でも感じる。
「お店の写真、とっておけば良かった」と後悔。
目新しい品種に出会えなかったけれども、我が家のイオナンタとは明らかにサイズの違う重たいヤツを2つ。
ともに、子株4つ付き。
子株を持ちながらも青々と大きく重たいマグヌシアナを1つ。兎に角重たい。
コットンキャンディーを2つ。これには子株が2つと、3つ顔を出してあとは枯れるを待つのみの段階。
の、計5つをお持ち帰り。Tillandsia Column Vol.02ことチラン柱2号を作成しようと思う。
という、チランジア入手記録を前置きして、チラン柱2号を作成。
根が十分伸びていたので、これに針金を括って、
カクタススケルトンの穴に針金を通し反対側に括り付ける。
カクタススケルトンの穴に針金を通し反対側に括り付ける。
一番簡単で見栄えの良い固定方法。
根が伸びていると固定も楽ちん。
一本のカクタススケルトンに購入した5つのチラを固定した。
子株が生長するとニギニギとなりすぎるかと思うけれども、ニギニギさせたいので良しとする。
問題は、イオナンタ、コットンキャンディーとマグヌシアナの好みの環境が違う事だが、
恐らく遮光下環境で、夏場は毎日灌水という管理方法は変わらないし、冬場は室内にしまうので良しとする。
上がイオナンタサイド、下がコットンキャンディーサイド。
一本のカクタススケルトンに5つの株を固定。
チラ観察をしていると、花の咲いたカプトメデューサに子株が付いているのを発見。
早く大きくなれ、親株のように下半身デップリ型だと嬉しい。針金、窮屈か?
そして、ちょっとショックな発見。
Tillandsia duratiiに花芽か?育て初めて半年だし、良くわからんので正確な事は言えないが…
これ、花芽?だとしたらショック。もう少し大きくしたいのだが…
まあ、クランプならそれはそれで良いけど。ドゥラティーのクランプはキモくて素敵だし。
なんか、最近チラの開花が多い気がする。
育て始めた頃は、開花はずっと先だと思っていたのに。
以前に、Species藤川氏の書籍に大きくしたいなら遮光率を高く、
花を咲かせたいなら遮光率を低くよく日に当てる、
みたいな事が書かれていた気がする。
昼過ぎからは建物の影になる半日陰の場所で、かつ、40%遮光シートの下で育てている。
十分、遮光率高めだと思うけれども…
植物は過酷な環境下にあると、急いで花を咲かせて子孫を残そうとする、
と言うもの聞いた事のある文句。
チラにとって良く日の当たる環境というのは、嬉しいのか、過酷なのか。
深すぎてビギナーには解らんことばかりダゼ。
植物は過酷な環境下にあると、急いで花を咲かせて子孫を残そうとする、
と言うもの聞いた事のある文句。
チラにとって良く日の当たる環境というのは、嬉しいのか、過酷なのか。
深すぎてビギナーには解らんことばかりダゼ。
あと、ユーカリー・ベビーブルーの蕾もユックリ大きくなっている。
こんなもの?いつ花が咲くの?来年?
ユーカリも育成サイクルがイマイチつかめない。