Portulacaria afra

/ 2014/06/11 /









別名Elephant bushという象の餌。
スベリヒユ科ポーチュラカリア属の常緑小低木。



南アフリカの東部、東ケープ州からマプマランガ州に分布する植物。
岩礫地の潅木帯や渓谷などに生え、高さは2~5メートルになる。
多肉植物で、茎は赤褐色を帯び、葉は小さな円形から倒卵形で対生し、
冬の終わりから春にかけて、星形の淡いピンク色の花を咲かせる。

と書いたけれども、所謂『雅楽の舞』だ。

『雅楽の舞』は数百円で売ってる斑入りの小さいファンシーなものしか見た事がなかった。
あまり好きではない、むしろ全くそそられない植物。個人的に…




これは、園芸店で見つけ、樹形、というか草姿にひかれ品種を確認せず、
恐らく多肉だろう、程度の認識で持ち帰った。
店員に尋ねても答えは得られず、まあ、家で調べりゃいいか位でいた。

あとあと調べたところ、なかなか紆余曲折あって『雅楽の舞』だと判明。少なからず落胆。
因みに、個人的には割と好みであるこの葉の付き方にも疑問が…
他の画像と見比べてみると、
現状の葉が付いてるピッチに関しては、徒長によるものではないかと推測。
日にしっかり当てて育てば、もっと密集して葉がはえるのだと思う。


『雅楽の舞』で検索すると似たのは引っかかってこないけれど、
学名のPortulacaria afraで検索すると、酷似する画像が幾らか出てくる。

『ジグザグの木』を探しに出て『雅楽の舞』をお持ち帰り…
という事実に幾許か切なさをおぼえるが、なかなかの草姿であるため良しとする。
若干苔むした風の幹。方上がりに広がる草姿、草型。
盆栽みたい。



因みに、海外で『Bonsai』を楽しむJim Smithというお爺ちゃんがいる。
その界隈では有名なお爺ちゃんだが、
『Portulacaria afra』は、この『Bonsai』の素材としてはメジャーらしい。
この2つをキーワードで検索すると、なかなか興味深い草姿の盆栽風鉢物がズラッと引っかかる。





因みに細根の多肉植物に分類されるため、抜き苗でも結構いける。
という事は、灌水量も少なくて良い為、
ガンガン根上がりの盆栽草姿でもキーポンOKな訳だ。
作り方はこちらのサイトが明るい。




ああ、『雅楽の舞』はこうして楽しむものか…
まあ、ならそれなりに楽しめそうだわな。

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