Tillandsia fuchsii f. gracilis

/ 2013/07/16 /





チランジア・フクシー・グラシリス。

メキシコ~中米を原産とするエア・ブロメイリア。
小型種で直射日光や極端な乾燥に弱いため、遮光下か、半日陰で育てる。
春~秋の屋外栽培では、乾燥させすぎないよう、注意が必要。

フクシー・グラシリスは普及種で軽く見られがちだが、
栽培環境・管理のよいバロメーターになるらしい。
葉がよれたり、葉先が枯れたりせず、葉が根元から先端まで真っ直ぐ美しくあれば、
よい栽培環境・管理がされているということ。



フクシー・グラシリスがキレイにできていれば、チランジアのことをよく分かって、
普及種でも本当に大切に育てている方だということがよく分かる。

と、多肉地植え計画の際に参考にさせて頂いた「ぱんさ」さんのサイトにある。
私もこのサイトを参考にタフに育てたいと思っている。
多肉の地植えの際にも感じたのだが、植物本体のスペックを引き出す為の
実験に満ちた愛のあるサイトで、非常に興味深い。
チランジアをインテリアとして扱う情報にアンチを感じていた私に、
非常にしっくり来る、欲しかった情報ばかりだ。




チランジア、所謂エアプランツは用土を必要としないためついつい手に持って眺めてしまうが、
本来は、着生させ固定した方が本当の美しさが出せるし、植物にとっても健全に育つらしい。

まあ、当然だよな、と思う。
格好良くディスプレイしてインテリア扱いにすることが、
どれほど植物にストレスをかけるか。
きっとそういう事なんだと思う。


我が家のフクシーは、座りの良さそうなコルクをチョイスし、その上に鎮座している。
まだ、針金固定はしてない。
ただ、植物を直に手で持って移動させることは無いように心がけている。
突風が吹けば飛ばされるだろうから、本来はちゃんと固定した方が良いのだろう。
極細のアルミ線が入手出来たら固定を予定。


直に手に持つことで、植物の重さが解るため、
乾燥のレベルが解るのだが、
春から秋にかけては、毎日霧状の散水を行う予定のため、
乾燥に関しては回避できるのではないかと考える。




今のところ綺麗に育っている。

環境は、南側の軒のあるデッキ。
直射日光のあたる部分は真夏は歩けないほどにチンチンになるが、
奥まった影の部分はそれほど熱くはならない。



現在、チランジア全体の育成環境をどう作り込むか思案中。
ストレスレスの格好良い環境を目指す。

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