Araucaria bidwillii & Tillandsia

/ 2014/08/26 /





チリマツこと、モンキーパズルツリーの現状。
今年の3月に購入以来、約10cm成長。下の写真が購入時。
まあ、確かに成長は遅いけれども全く変化が無い訳ではないので
順調に伸びている事が確認出来て良い感じ。
耐寒性は強いが今年の冬は室内で養生しようかと考えている。








こちらは、あまり記録をしていない有茎種のチランジア。
有茎種は人気があると思うけれども、個人的に大きい塊で成長早め、
クランプするもの、かつ、どんなとこでも着生可な品種が好みのため初めてくらいの記録。
やっぱり着生してる姿が好き。
有茎種はどれも着生していない、というのが現状。着生しにくいものが多いらしい。






Tillandsia crocata
多分、2つか3つまとめて括ってあるけれども、一つだけ異常に毛並みが長い。結構、モフモフ。
同じ種類なのか?といつも疑問に思う。小型の有茎種。
購入時、枯根はあったので着生するのだろう。
まだまだ華奢過ぎて個人的にいまいちグッと来ない…








Tillandsia mallemontii
結構繊細で水好き。
個人的には大きく短いウスネオイデス的な扱い。
本来は水苔を足しておいた方が良いのかも知れない。下葉が結構枯れる。
過乾燥を防ぐため割と下の方に吊している。
クランプ状になりやすいけれども、我が家ではウスネのように元部分は枯れてしまう。
紫色の小さな花が幾らか咲いた。
これは人気種なのだろうか…
華奢過ぎて、やっぱり個人的にいまいちグッと来ない…








Tillandsia albida
有茎種では好みの品種。大切に育てれば長く大きく育つ。
日光や乾燥にも強く丈夫な強健種。しかし、乱暴にするとすぐに汚くなる。
白強めの銀葉種にはありがちな感じ。割と成長は早めらしい。
長く伸びたところで、先端側を長めに残しカットすると脇芽が出て増えるらしい。
因みに、子株が2つ出ている。
もしかしたらカットした株を購入したのかも知れない。で、脇芽が出てきたとか…
でも、根はあるけどね。
「カットすると基部の反対側には根が生えない。が、成長は続ける」と
何かで読んだ事があるが間違いかもしれない。
本来、メキシコとかのサボテン自生地の荒野に塊で転がっているとか…
乾燥好みの本種を、クロカータやマレモンティ、
ブッツィーと同じコルクに括ってあるのは如何なものか…
灌水した水をためないように、そして成長に連れオーバーハングするようにと、
下向きに括ってある。早くあがってこい。
けど調子悪くなるようならアルビダだけ外そうと思う。で、Tillandsia funckianaあたりがこのポジションか…
Tillandsia aeranthosことアエラントスとアルビダの「一応、長くなりますけど…」的な品種を
カクタススケルトンにまとめて括った方が雰囲気としては良いかも知れない。

やはり、有茎種よりも、カクティコラのストレイトフォームや、イオナンタ・バンハイニンギーのような
本来は有茎種ではない長いもの方が好みでもろに有茎種はいまいちグッと来ないわ。
これなら育てたい、と思う有茎はQueroensis、caerulea、diaguitensis、paleacea、cocoensis、araujeiあたり。
見つけたら買おうと思う。この辺は好みなんだと思うけど。
コレクターでもないし、マニアでもないのでなかなか出会う事はないかもしれない。
その点、関東圏の方が羨ましい限りである。
カクティコラ・ストレイトフォーム、イオナンタ・バンハイニンギー共に持ってないけど、
欲しい…

Platycerium bud

/ 2014/08/22 /

ビカクシダの芽に関する疑問がようやく解けた。
と言っても大した疑問でもない。
もしかしたら常識なのかもしれない。

「ビカクシダを板付けにする際には芽の上下に注意して」というセオリー。

芽の上下って?
そこが素人には理解しがたく戸惑ってしまうのだ。
が、先日アップした写真をもとに知人が解説してくれた。
要は、写真のとおり。


板付けにした場合、芽は生長するにつれ上へ上へ上がれる方がストレス無く成長できる。
新しい葉が、古い葉の上に積み重なって茂っていく。
考えれば至極当然の事。

なので、根が水苔に十分巡り、板やヘゴに着生するまでの間は、
固定するのに紐を使おうが針金を使おうが、
それらの固定用資材が芽の進行を妨げてはならない。

結果、一応うちの板付けは成功しているようだ。
なるほど。

Boyhood

/ 2014/08/20 /




『6才のボクが、大人になるまで。』
原題はBoyhood。
11月公開予定のリチャード・リンクレイターが監督・脚本した映画。
リチャード・リンクレイターは、
『Before Sunrise』『Before Sunset』『Before Midnight』の三部作を撮った監督。
余談だが、主演女優のジュリー・デルピーに関しては
『2 days in Paris』の眼鏡っぷりが一番可愛いと思う。

『6才のボクが、大人になるまで。』は、
2002年の夏から2013年の10月まで12年間を通して断続的に行われた
1人の少年が18歳になるまでのドラマを記録した映画。
ドキュメントではない。あくまでも成長ドラマらしい。

トリュフォーの『大人は判ってくれない』(1959年)でお馴染みの
『アントワーヌ・ドワネルの冒険』シリーズ的な映画史に残るであろう名作らしい。
1959年の『大人は判ってくれない』から始まり、
『二十歳の恋』『夜霧の恋人たち』『家庭』で、1979年の『逃げ去る恋』。
全てアントワーヌ・ドワネルはジャン=ピエール・レオが演じてる。
アントワーヌの成長は、ジャン=ピエール・レオの成長だ。
断片的な成長ドラマだが、トリュフォー節の傑作。

ドキュメントで言えば、1964年から英国グラナダ・テレビが撮っている
所謂『UPシリーズ』だ。
7年ごとに14人のこども達を撮影、記録している。
7歳だった『seven up!』から始まり、現時点の最新作は2012年の『56up!』。
56歳… ドキュメントなので、基本実話だが映画並みのドラマがある。

でも、ボクの中で成長ドラマとして絶対的なポジションにあるのは、
『大人は判ってくれない』や『seven up!』、『北の国から』ではなく、
NHK教育テレビで1992年から1995年まで放送された海外ドラマ『素晴らしき日々』だ。
最高傑作。
リアルタイムで観ていた。木曜日の夕方がどれほど待ち遠しかったか。
詳しくはwikipediaで…








とは言え、リチャード・リンクレイターのBefore三部作は非常に良い作品なので、
期待大の映画が『6才のボクが、大人になるまで。』
兎に角はやく観たいのだ。







これは、観たい映画を忘れないようにするために
一端文章に書き起こしたボクのメモである。

Tillandsia and more...

/ 2014/08/18 /






夏休みの間、天気が芳しくなく蒸し暑い。
とは言え、空中湿度が高いためか、ビカクシダの貯水葉が展開しだした。
謎のビカクマダは胞子葉が立ち気味で展開中。
謎のビカクシダだけれども格好良くなってくれればいいね。

もう少し涼しくなってからかと思っていたが…
大きくなると良いけど。
ビフルのみだけれども、板付き、鉢植え共に小さいのが顔を出している。
でも、もう少し涼しくなってからが恐らく本番だと思う。














チランジア類も開花しそうだったり、子株が顔を出したり…
このクソ熱い中、着実に成長中。

開花済みのTillandsia caput-medusaeの子株も目視出来るまでになった。
Tillandsia  velutinaもようやく子株発見。一応2つ付いてる見たい。

Tillandsia pusufoliaの子株は2つ。順調だけどコルクに上手く着生出来ないのがネック。
大きくなってきたTillandsia butziiとともにSK8からカクタススケルトンに移そうかと思う。
SK8のTillandsia strictaも花序がしっかり展開している。
花を咲かせないcaput-medusaeも着実に大きくなっている。
こぶし大に成長したTillandsia selerianaと並べてもなかなかごつくて見劣りしない。

Tillandsia melanocraterことトリコロールは開花後、1年越しの子株。











多肉畑では、神刀が開花。ブロッコリーみたい。
多肉畑近くのGrevillea lanigeraも今年は元気。ここに来て異常に茂っている。
どちらかというと匍匐性のグレビレア。
花は小さなでんでん虫みたいだけれども、去年も今年も見ていない気がする。

Agave parryi var. truncata

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子どもを連れて愛知県の豊田市美術館へ。
この建物自体、建築家・谷口吉生の最高傑作として名高い。
今のところMy Best 1の美術館。
恐らく、訪れた美術館として回数は最多。最高の美術館だと思っている。

今回は、子ども向けのプログラムであるこじまひさやの『あっち? こっち? どっち?』が目当て。
映像を用いたインスタレーション。
線路が引かれた暗い空間の壁に『その線路を走る汽車からの視点』を映像で表現、体感するもの。
小島久弥は愛知県の作家で、大きな美術館の他、多治見のギャルリももぐさで個展をやられたりしている。


観覧後、子どもに感想を尋ねると、
プロローグでの模型の汽車が走る影を壁面に投影された空間が非常に印象深かったらしく、
『光と影』の関係性、『物語のはじまり』を子どもなりに説明してくれた。
あながち、小島久弥が作り上げた「虚実皮膜にあるひとときの夢の世界」への入り口としての空間の説明として間違いではない感想に、作品の説得力、子どもの感受性ともども感心した。










帰りに、豊田市の水野園芸と岡崎市のMedelleへ。
欲しいものは幾らかあったけれども予算と折り合いが付かず、
Medelleでアガベの品種不明株を一株購入して撤収。写真上のアガベがそれ。吉祥冠?
割と大きめの株だが、品種不明のため破格値にしてくれた。
生産者宅では露地植えだったものを掘り上げてきたとの事。
まあまあ、綺麗。一応、鉢植えで育てる。

因みに、オクでようやく手に入れたアガベの吉祥天も届いた。
Agave parryi var. truncataだ。パリーね。写真下のやつ。
日本ではなぜかフレキシスピナで流通している。
成長するとしゃもじ型の葉は綺麗なロゼッタになり、直射日光を沢山浴びると白さが増すとの事。
まだまだ小さい株。
欲しかった吉祥天も手に入れたのでアガベはこれ以上増やさない。

デッキの隅の方で、直射日光当ててます。
フルフラケアの葉の項垂れ具合が著しい…。水不足か?









帰宅後は、折角編んだプランツハンガー用にと以前からストックしてあった
ホヤのHoya carnosa cv. compactaを数株寄せ植えして吊した。
垂れ下がるほど成長してくれると格好良いのだが、それなりの年月を要する。






あと、抜き苗状態だったDeuterocohnia breviforia SSP Chlorantha Variegata。
クロランサ錦。
もしホントにVariegata=斑入りなら珍しいのではないか。小さすぎて解らないけれども…
親の群生株では、明らかに錦とそうでないものの違いが明らかに解るらしい。
イマイチよくわかんないけど…
我が家で唯一のグランドブロメリア。

Plants Hangar

/ 2014/08/11 /






台風のため植物関連ではやり残している事ができない週末。
その他に特にやる事も無かったのでヘンプコードでプランツハンガーを編む。
2つ。
マクラメのひねり編みをベースにしたシンプルなハンガー。
とりあえず、避難した植物を吊してみる。
暇つぶしにはもってこいだけれども、
工業用のヘンプコードはオイル臭が酷い。
また、抜け毛も酷いため繊維が散らばり後片付けが大変。
クラフト用の太めのコードは何処に売っているのだろう。

まあ、十分な出来。
夏休みを利用して友人用に幾つか作ってみようと思う。


Tillandsia straminea はあまり成長していないが、大きめ。
Tillandsia duratiiの花茎は… こうしてみると結構伸びている。
いつ咲くのだろう。そして、子株はどのように出るのだろう。
もっとガッツリ大きめに育てたかったが、クランプも格好良いので子株に期待。




編みながら聴いているのは、TEASIの4枚目のアルバム『 Unreleased Live Tracks』。
2010年のライブからの7曲をリリースしたもの。TEASIのOfficialSiteからDownload可能。
非常に良い。4年前のライブとは言え、名古屋で数回見る事が出来ただけのTEASIのライブ。
感慨深い。


土曜日から、地元の図書館で漫画家・大橋裕之氏の原画展が始まった。
初日は本人もいらしたらしい。会ってみたかった。
仕事、休んでも良かったようなライトな土曜出勤が悔やまれる。
原画は夏休みに見にいこう。

Agave franzosinii?

/ 2014/08/08 /




産直販売店の鉢物売り場で200円で手に入れたアガベ。
生産者のおっさん曰く、「畑のでかいサボテンから出た子株を切り離したヤツ」らしい…
鉢にもサボテンと書いてある。
品種が特定できないのも厳しいが、兎に角大きくなる、白い、あと子株のフォルムからして、
取りあえずAgave franzosiniiとして育てる事にする。
割と人気の普及種で『仏蘭西竜』の和名を持つ。
この子株は、子株のくせにでかい。葉の長さも20cmを超えている。
地植えは怖いので鉢で育てる。買ったままの用土は水はけが悪いし雑草も沢山生えている。
畑の土そのままって感じ。近々、植え替えようと思う。
アガベに関しては『吉祥天』ことAgave parryiを探している。









Zamia furfuracea L.f. in Aitonことメキシコソテツも順調に葉を大きくしている。
3本伸びた。少ない。もう少し沢山生えるのを期待したのだが…
新芽が伸びてきた当初、徒長を懸念していたのだけれども学名で検索すると、
海外のガンガン日が当たってる地植えのそれもこんなモンだ。
思っていたメキシコソテツと違う。ヒロハザミアとかメキシコソテツとか…
環境でフォルムが違うのか、品種自体が違うのか。
葉がもう少し細く詰まって展開している、それ、ザミアプミラちゃう?
という指摘もあるが、そもそもメキシコソテツとザミアプミラは違うものだったのか…
ビギナーには蘇鉄類は奥が深すぎる。

今後は、ザミア・フルフラケアと呼ぶ事にする。
因みに、名古屋の東山動植物園にも当然あって、フルフラケアとプミラの2種類が
割と近くに植わっている。確かに葉幅の広さが違う。
フルフラケアのが広くまさにヒロハである。
で、葉一枚一枚のつまり具合はと言うと我が家のとそんなに大差がない。

下の写真群はネットでメキシコソテツで画像検索するとでてくる当初の印象。
短い芯の間に割と密集して葉が揃っている。でコンパクトに茂っている。
環境の差なのか?
どれも結構お高い。因みに我が家のは3,000円位だったと思う。
葉数こそ少ないけれどもサイズは大きく全体で1m程のスペースを要する。
なんか、違う植物みたい。














地植えの株立ちEucalyptus gunniiが軽く3mを超えている。
この間、先端をピンチしたのに。
一応コピシングを検討しているが、最善の時期がイマイチつかめない。
ただ、春先に株元から切断した一本から新芽がグングン伸びている。
さすがEucalyptusといったパワー。
年明けに1m強でスパッといってみようか。

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